京都大学２回生工学部の常盤さんと経済学部の白木さん、今年京都大学を卒業された新社会人の佐藤さんととオンラインミーティングを実施しました。
議題は「これからのキャリアを考える」です。

• 先ず驚いたのは、議題に沿った質問を事前に幾つか準備されていたことです。
  そして自己紹介が終わった後、すぐに質疑応答からミーティングを始めたケースは長い社会人経験の中でもあまり多くなく、ましてや学生さんとのミーティングでは初めての経験でした。

市場ではどのような人材が求められているのか、ビジネスに身を置く上で大切な考え方は、今後ビジネスはどう動くのかなど、学生さんがこれからどのようにキャリアを形成していこうと考えるきっかけになるように答える私は結構大変でした。

私は学生時代、将来はこんな仕事がしたいと漠然と考え、それに向けて勉強をし、それ以外の世界には目を向けようともせず、リアルに社会の勉強をしようと思ってもいませんでした。

時代が違うと言ってしまえばそれまでですが、近年学生さんのキャリア意識が数年前とは大きく異なると感じました。

今回ミーティングに参加された学生さんは特に意識が高く、早い段階で企業のインターンを経験されています。

グローカル化と叫ばれている中、日本の企業は世界とどのようにつながっているのか、ビジネスパーソンの意識はどのように醸成されているのかなど、質問を通してキャリア意識の高さを感じました。

今や就職活動の中でインターンシップは当たり前の活動となっていますが、これほどまでに自身の将来をしっかりと考えて活動していたことへの驚きと、そして、若者のキャリア意識の高さにに希望を見出したオンラインミーティングでした。